薬局の売り場で買う市販の葉酸サプリ。メリット・デメリットを解説

葉酸はほうれん草の葉から発見され、葉酸と名付けられました。ビタミンB群の1つで、ビタミンB12と一緒に摂ると血を作る働きがあります。貧血や妊娠中の方は葉酸を積極的に摂る必要があり、特に妊娠中は、通常よりも多く葉酸を摂取する必要があります。

そこでサプリメントを使って手軽で簡単に葉酸を摂取してしまいましょう。薬局やドラッグストアで購入できますが、その際の注意点などをご紹介します。

葉酸が必要不可欠な理由とは?

葉酸は酸とありますが水溶性ビタミンです。水溶性ビタミンの野菜は茹でると栄養素が流れ減ってしまうと言われています。主な働きは、体内でたんぱく質や細胞を作ったり、ビタミンB12との組み合わせで血を作るのを助けたりします。

妊娠初期に葉酸が不足すると胎児の脳や脊髄などに神経管閉鎖障害のリスクが出ると言われています。妊娠中期や後期では、胎児の成長に伴い、たくさんの血液が必要です。母体が貧血になる可能性があるため、貧血予防に葉酸の摂取はとても重要なのです。

妊娠中以外にも立ちくらみやめまいがするなど貧血の症状がある方は、葉酸の摂取をオススメします。貧血は、赤血球やヘモグロビンが少ないため、血液が酸素を全身に行き渡らせなくなることで起こります。はっきりとした貧血の症状はなくても血の巡りが悪いことで頭痛や疲れやすいなども引き起こします。

葉酸は、そのほかアルツハイマー型認知症の予防に効果があると期待されています。脳内にできるアミロイドβなどのタンパク質などが溜まったり、ホモシステインという血中アミノ酸がアルツハイマー型認知症を引き起こすと言われています。

葉酸は、アミロイドβの生成を抑えたり、ホモシステインを減らす働きで神経細胞や血管を傷つけにくくしたりする働きがあります。さらにホモシステインが増えると動脈硬化などの病気を引き起こすと言われていますので、葉酸の効能によって、生活習慣病のリスクを軽減することも期待できます。

葉酸の摂りすぎはダメ?

葉酸は水溶性のため体内で蓄積は難しく、毎日摂取しなければなりません。男女とも18歳以上は、1日240μgが必要とされています。この数値であれば、普段の食事で摂取可能ですが、妊活中は、240μgに加え400μg、妊娠中は480μgを厚生労働省の食事摂取基準では推奨されています。

そのため、不足分はサプリメントで補うといいでしょう。

注意点としては、ビタミンB12が不足している方がサプリメントを過剰摂取すると副作用が起きる可能性があります。バランスの良い食事をしていれば問題はありませんが、ベジタリアンの方はビタミンB12が不足気味になるケースもあるので注意しましょう。

妊娠中でサプリメントで葉酸を補う方は、バランスの良い食事を心がけるとともにビタミンB12の含有量が多い食材を選んだり、葉酸のサプリメントと一緒にビタミンB12のサプリメントを摂取するといいでしょう。副作用としては、じんましんやむくみ、ムカムカするなどの症状があれば副作用の可能性を考えてください。

そのため、厚生労働省では1日の摂取量の上限が1mgと決まっています。

葉酸が与える効果

妊娠や生活習慣病以外にも葉酸の効果はあります。葉酸は血流をよくし、たんぱく質や細胞をつくる際に大切な働きをするため、肌荒れを改善し、肌のターンオーバーに期待を持てます。ダイエット中は、食事制限をするため、貧血になりがちです。

葉酸とビタミンB12を摂取すれば、貧血を予防できます。冷え性に悩んでいる方にも葉酸はオススメです。冷え性になるとは代謝が悪くなりがちです。葉酸には貧血の改善を促すほど血流がよくなる働きを持っています。そのため、冷え性や代謝などの改善に期待できます。

しかし、効果が期待できるからといって、1日の摂取量以内に抑え、バランスの良い食事と程よく摂取することが肝心です。

葉酸サプリをドラッグストアで買うメリット

葉酸のサプリメントは、病院で処方してもらわなくても街なかの薬局やドラッグストアで市販品を購入できます。その他にはインターネットで購入する方法もあります。ただし、いくつか種類があるので、どれを選んだら良いか悩んでしまう上、品質面で心配も残ります。

薬局やドラッグストアで購入するメリットは、実際に自分の目で確かめられることと薬剤師さんに相談できることです。葉酸サプリメントの中には、葉酸以外の栄養素やビタミンが配合されていることもあり、特に妊娠中の方は成分チェックするなど注意が必要です。

金額もさまざまです。購入する際には、安さだけでなく含有量もチェックしましょう。日頃飲んでいる薬やサプリメントがあれば、相性のチェックや自分の症状改善のためにも薬剤師さんに相談するのが得策です。妊娠中の方はマタニティ専用のサプリメントも売っています。

特徴としては、妊娠中に必要とされる鉄分やカルシウムなどの必要な栄養素が配合されています。保存料や着色料の不使用、さらに残留農薬の検査済みなど安全面も考慮されています。妊娠時に必要な栄養素が入っている上、自分でどれくらい摂取しなくてはいけないなどと計算することを考えると、専用サプリメントを選んだほうが、毎日続けやすいでしょう。

品質の面から考えると大手の製薬会社の葉酸サプリメントは安心です。葉酸の含有量も多く、葉酸と相性の良いビタミンB12などが配合されています。製薬会社によって配合が違いますが、どのサプリメントも毎日の健康のために飲みやすく作られています。

街なかの薬局やドラッグストアならば、なくなってもすぐに購入できます。1ヶ月分になっているパッケージのものは、値段も安価なものが多く、トライアルとして気軽に購入できます。インターネットなどの通販サイトだと、まとめて購入しなければならないケースもあるので、薬局やドラッグストアで調達するほうがお財布にも優しいと言えましょう。

市販の葉酸サプリのデメリット

薬局やドラッグストアで気軽に購入できる葉酸サプリメントにはデメリットもあります。比較的安価なため気軽に購入ができる反面、成分を気にされる方には物足りないという点です。汎用性がある反面、特化した特徴や栄養素は足りません。

オーガニックかどうかという点も市販品には対応していません。しかし、オーガニックだから効果があるという点では、疑問が残りますし、安全性や価格、また気軽に購入できるという点では市販の葉酸サプリメントが便利であると言えます。

葉酸サプリは意味ないというのは本当なのか